北のフィールドノート

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2007年 07月 11日

ツムガタモドキギセルガイ

先日NHKで和賀山塊の巨樹の番組があった。
幹周り8メートルとか言っていたブナの巨樹。傷だらけの老木。
形はよくない。人は、幹周り8メートルという言葉をどう受け取るだろう。
きっと太い幹だとだけ思うのではないかな。芯があるかどうかとは考えないだろうな。

写す方向はほとんど一方からであった。
私が考えるには、この幹はもはや皮の部分しかないのではと思った。形の悪い、瘤だらけのブナは下北ではほとんど芯材はない。腐ってしまっている。

へたをすれば大きな洞になっている。
和賀山塊のぶなの巨樹も反対側からみれば人が入れるくらいのうろがぽっかりとあいており、中に入ると空が見えるのではと思った。
たとえば次の写真はブナの中の洞から空をうつしたものだが、あの巨樹だってこんなものではなかろうか。
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この木の内側は分解が進んで、キノコが生え、そこにツムガタモドキギセルという陸産貝類がいた。キセルガイの一種だ。この写真では3匹みえる。
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この木の外側にいたツムガタモドキギセルの幼貝と年数のたっていない成貝。
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年数が経てば、白っぽくなり緑藻がはえたりしている。

by snowmelt | 2007-07-11 22:38 | 陸産淡水産貝類 | Comments(0)


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