北のフィールドノート

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2006年 03月 18日

ノコギリカワゴケ  Fontinalis duriaei  再確認 青森県東通村産

「ノコギリカワゴケ Fontinalis duriaei は3カ所で見ていたが一カ所は全滅し、もうひとつは掃除されてから見る影もない。
あと一カ所は行けなかったが、環境が変わったので不安だ。」と2006.3.11に書いたが
残雪の中を行ってみた。

『あったー』と山の中で大声をあげました。うれしいねー。健在健在。
以前よりずっと殖えていました。
下手をしなければここは残りそうです。
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2006.3.18撮影
青森県レッドデータブックに載ることでしょう。

by snowmelt | 2006-03-18 15:21 | コケ類 | Comments(14)
Commented at 2006-03-19 03:47
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by snowmelt at 2006-03-19 22:34
ありがとう。まちがいでした。
Commented by 青 森男 at 2006-03-19 23:45 x
以前からこちらのページを訪問させていただいていましたが、コメントするのは初めてです。
 現在弘前在住の者ですが、6年前に青森に来てから、水生植物を中心に水辺の生き物を追い掛け回しています。
 私が見てきたフィールドはため池が中心ですが、下北の砂丘湖や加藤沢沼なども何度か見て廻りました(加藤沢沼の語源にはものすごく驚きました!)。
 3年前から水中撮影も行うようになりましたが、こちらの水中写真にはいつもビックリです。一体どんな方法で撮影されているのでしょうか。差し支えなければ教えていただけませんか?
Commented by snowmelt at 2006-03-20 00:12 x
青 森男さんはじめまして。水中写真は基本的には水槽の中にカメラを入れてレフコンバーターで上から覗いて撮しています。気をつけていることは外気温に比べ水温が低いときはガラスが曇ることです。ですから寒いときの方が都合がいいと思っています。
ところで
>(加藤沢沼の語源にはものすごく驚きました!)。
とありますが、誰のどういう説明でしょうか、興味があります。
Commented by 青 森男 at 2006-03-20 18:09 x
なるほど、水中ハウジングではなく、水槽にカメラを入れて撮っているんですね。確かに水中撮影時には曇りに悩まされますね。曇り止めを塗ったりしても、真夏の日中ではすぐにレンズポートを開放してふき取ったりしています。

加藤沢沼の語源ですが、こちらのブログで見た「カドジャ沼」の記事の事です。最近、大正時代のむつ市周辺の地形図を見ましたが、昔は田名部川流域全体に加藤沢沼のような湿地が広がっていたのでしょうね。
 初めて加藤沢沼の湿地に踏み込んだときは、危うく遭難しかかり、以来GPSを持ち歩くようにしています。仏沼でも高さ3mのヨシ原の中で迷ったことがありますが、視界を奪われると、距離感などはすぐマヒしてしまうものですね(笑)
Commented by snowmelt at 2006-03-20 23:50 x
カドジャ沼の近くに大利(おおり)という集落があります。この地の人に加藤沢沼の語源はなんなのかと聞いたのです。なかなかわからなかったのですが昨年聞いたら「家のオヤジはコウホネのことをカドというところから来ているのだと」という聞き込みだった訳です。
ジャの部分は沢かな、カドサワ、カドザワ、カドジャかなと考えている訳で、「かとう」などとは発音しないということはいえるでしょう。
下北半島史(笹沢魯羊ささざわろよう)には「東通村には蝦夷語に因む地名が随分とある。---大利はオオ・ライにてオオは深い、ライは死ぬまたは水が流れずに居るの意にて、大利沼の水深く停滞するからきたのであろう」という記述があります。私はカドジャ沼と大利沼とは同一と思っていたのですが、大正時代に沼がたくさんあるとなるとこれまたわからなくなります。
Commented by snowmelt at 2006-03-20 23:50 x
笹沢はアイヌ語は詳しくはなかったと私は思っています。
コウホネはアイヌ語辞典ではカパトで樺戸などの地名になるようですが
うんと早口で口をあまり開けないでしゃべるとカドにもなるかなどとつぶやいてみます。下北半島史には加藤沢沼は出てこないので、大利沼がそれにあたり、「水深く停滞す」なかにはまって不覚をとることにもなりかねない、危険なところだと常々思っています。小さなカヌーが必要と。
Commented by 青 森男 at 2006-03-21 23:01 x
こんなに丁寧にご返信くださり、ありがとうございます!

なるほど、そういうわけなんですね~。先の大正時代の地形図では、加藤沢沼だけでなく、川の周辺はことごとく湿地です。また、周囲の水田は戦前から客土したりしていたようですが、この図によると湿田と沼田が多く、雪融け時には全域が湛水していたのだろうなぁ、と想像しています。
 また、そうした湿地にイトウも産卵しに来ていたのだろうか、などと考えると、現在の下北の自然環境の乏しさに胸が痛みます。

加藤沢沼の湿地に入るときは、小型のゴムボートで対岸に渡り、泥に沈み込むのを防ぐため、両手に長い木の棒を持って行くことにしています。それでも、コタヌキモの写真を撮ろうとしたときにカメラを水没させてしまったこともあります。そんな危険なフィールドではありますが、他の湿地とは全く異なる植生が見られ、大変興味深いところだと常々思います。
Commented by 青 森男 at 2006-03-21 23:02 x
また、コウホネの話なんですが、西津軽湖沼群では、お盆ごろにコウホネの根茎を採っているのを見かけます。地元の方は「カド」と呼んでおり、お盆の暑い盛りに、暑気払いに食べるのだそうです。八百屋に山になって売られていることもあります。肝心の味ですが、やや甘みのある大根、といった感じでしょうか。函館の大沼でも「川大根」という名前で売っているのを見かけたことがあります。

思うままに書いてみると、随分長くなってしまいました。それでは、このあたりで失礼します。
Commented by snowmelt at 2006-03-23 01:07 x
函館では「川大根」ですか。いろいろお教えくださりありがとうございます。
>他の湿地とは全く異なる植生が見られ、大変興味深いところだと常々思います。
こういう見方をしてくれる人は数えるほどしかいないのではないでしょうか。少なくとも県あるいはH通農行政関係者の頭の中には皆無でしょう。あの道路の付け方と使いもしない開田状況、川の殺し方を見れば共生などとはほど遠い。
>「興味深いところ」
がどう金になるのか、暮らしが豊かになるのかとしかみないのでしょう。

一度、農業改良普及所の広報誌に原稿を依頼されたので「今までいた、メダカもドジョウもフナもいないコンクリート排水路だけの土地にして自然を殺してしまったら、そこに育った子供が大きくなっても、故郷を懐かしむ訳もなく、帰ってこようなどと思う訳もないのではと、そして原発とコンクリート排水路と水田区画だけがのこる村になるのでは」という意味のものを書いたのですが、きっとボツになったのでしょうね。送られてこなかったから。
Commented by snowmelt at 2006-03-23 01:07 x
たしか昭和43年に新田名部川ができたのですが、その時の県土木関係者は、後に加藤沼から田名部川の合流点までは手をつけるな、そのままに残せと云っておいたと直接聞いたことがあります。その当時は「残せ」ということを考えた人も居たのですが、今は居ないのでしょうね。
土地の人はカドジャでは「カワガニ(モクズガ二)が全くとれなくなった」と云っていましたがそれも自然のなりゆきとしか思わないのでしょう。
Commented by 青 森男 at 2006-03-23 11:39 x
前回、長い文章を書いたばかりで申し訳ないのですが、どうしても言わずにおれません・・・!

私の「興味深い」のコメントですが、確かにこの物言いは分かる人にだけ通用するもので、ある意味無責任な言葉でもあります。言いっ放しでは済ませないようにしたいと考えています。

>故郷を懐かしむ訳もなく、帰ってこようなどと思う訳もないのでは
 まったく同感です。私は現在20代後半ですが、同世代の人間でさえ、水路や池で魚を釣ったり掬ったりした経験が全くなく、生態系について研究している学生でさえ、研究室に入って初めて網を持ったという者が少なくないのです。そんな世代が「自然との共生」を言い挙げたところで、一体何を基準に考えるのだろう、と大変な不安感を覚えます。
Commented by KX2_Birder at 2006-03-23 16:11
はじめまして。KX2_Birderと申します。
偶然こちらを見つけましたが、懐かしい名前があったりと楽しませてもらいました。

私もsnowmeltさんの後輩で、弘前大学を野鳥の生態研究で卒業しました。
卒業以来、秋田で働いていますが、たまに青森県内での鳥見をしています。

たまに寄らせてもらますね!
Commented by snowmelt at 2006-03-23 22:57 x
はじめまして。 KX2_Birderさんのブログいいですね。きれいですね。アカショウビンの色なぞすごい。これからもよろしく。


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