北のフィールドノート

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2016年 04月 23日

笹のさび病菌

ササの葉の裏面にぷつぷつと焦げ茶色の粒々が点在していた。

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弘大名誉教授の原田先生に見て頂いた。

今日、手紙でていねいなお返事をいただいた。ありがとうございます。

ササのさび病菌Puccinia longicornis Pat. & Hariot の冬胞子堆の世代だと教えて頂いた。

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もっと拡大すると
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これは硬くはないのです。

馬糞マリモに似ていたのですが

針でつついてみました。

なんと糸繊維が放射状に密になんといえばよいか、中心から放射状にのびたねばねば繊維の半球カット状態なのです。

さび病菌とはそれも中間宿主があるという。中間宿主はウツギだそうです。

顕微鏡で簡単に観察できると教えて頂いたので撮ってみました。
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冬胞子の頭の特徴がlongicornis=「頭部が長い」と言うことだそうです。
「近似種のP. kusanoi Dietelの冬胞子は頭部がこれほど長くありません」ということだそうです。
ありがとうございました。

青森自然誌研究会に入ればこういうことが親切に教えていただけます。年会費6000円です。
入会問い合わせはこちらでも、青森県郷土館 気付け 青森自然史研究会へでも。お誘いいたします。

by snowmelt | 2016-04-23 20:59 | 菌類 | Comments(0)


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