北のフィールドノート

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2005年 11月 21日

イツマデガイ 下北半島にて これは オカマメタニシらしい。

イツマデガイは
故波部忠重先生が下北半島の石灰岩地帯である桑畑山(くわはたやま)・尻屋(しりや)の古環境を調べたところ沢山のイツマデガイの化石が出てきたのに、なぜ現生種がそこにいないのか不思議がっていた。
イツマデガイ 下北半島にて これは オカマメタニシらしい。_e0039759_22444022.jpg

40㎞ほど離れた恐山で採集した現生のものを送ったとき、やっぱりいましたねと安心しておられた。
以来、下北をかなり探し歩いているが、あと一カ所、佐井村から見つけただけだ。
イツマデガイ 下北半島にて これは オカマメタニシらしい。_e0039759_22452283.jpg

イツマデガイ 下北半島にて これは オカマメタニシらしい。_e0039759_22462940.jpg

これらの写真は2005.11.20佐井村で撮ったものである。
このまま冬ごもりに入る。
補記 これは岡山大学 福田宏先生によれば、オカマメタニシということだ。

by snowmelt | 2005-11-21 22:53 | 陸産淡水産貝類 | Comments(0)


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