北のフィールドノート

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2012年 11月 29日

キノコとセシウム

野生のエノキタケの記事にコメントがきました。
コメント欄は字数が限られていますのでこっちに書きます。

おなつかしや。F.A.さん。お元気なんでしょうね。
こっちは定年して4年目、野山を駆け巡っています。
野生のキノコはかってに採って食べていますよ。アメリカではだめなんですか。

ただし、福島原発事故のセシウムが青森県にも落ちてきています。
十和田市と青森市の野生キノコは基準値を超えたので出荷禁止になってしまいました。山菜キノコ取りで収入を得ていた人たちは打撃でしょう。こんな人たちには、あるいは、たまに山菜を採る人を含めて東京電力はなにも保障はしないでしょう。

馬鹿なことに、「キノコは採るな」となったとき、セシウムはその土地に集中し、年を負うごとにセシウムはその地域の生物に濃縮して、人が生きている限り、山菜は基準値以上になっていくでしょう。
セシウム濃縮キノコをどんどん採って福島のまだまだ見通しのたたない大変なことになっている炉のなかに戻してやったほうがよほどいいと思いますよ。

東大、名古屋大HPからの汚染地図には岩手県から青森県の八甲田から津軽北部へと汚染の度合いが伸びています。キノコの汚染で基準値をこえたのも十和田市と青森市というのも一致します。
下北の山菜はセシウムなどは計っているのかどうか。年寄りは赤ちゃん幼児よりは細胞分裂は多くはないでしょうが血液だってどんどん破壊し生産して数ヶ月の内には全部新たにつくりだされるのですから、年寄りだってセシウムは骨に集められ骨髄造血細胞などに弱い放射線が作用して血液のガンをつくりだすかもしれません。
値が低いものでも存在するということですから、孫たちには、、極力、食べさせないようにつとめなければとは思います。

(これはハタケシメジですが、土の中から出るので、こういう手のキノコは地上に流れ落ちたセシウムを蓄積しやすいようです。)
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(これはマスタケですが、木についたキノコのほうが、地面に菌糸を張るキノコより汚染は少ないのかと思っています)
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青森の下北にある六ヶ所村の再処理工場は、いらなくなった核燃料をもってきて集めてきて、せっかく閉じ込めていた燃料棒を砕いてむきだしにしてプルトニウムを取り出す過程で様々な放射能を出す物質を完全に除去出来ない状態で、ある物は金がかかりすぎるということで除去しないまま、空中に放出することをします。
液体で排出する様々の放射性物質を含む廃液は、これも除去出来ないまま、ある物は金がかかりすぎるということで除去しないまま、陸より3キロのところに排出します。理由は海水で薄められるから良いと言うことですが、そもそも危険な廃液だから3キロも離すのですけれどちょうど活断層であるかどうか分からないが断層を横切るわけです。大地震でなくても放射性物質をふくむ危険な廃液は3キロも行かないすぐの陸や岸辺にばらまかれるという可能性があります。3キロ沖でも陸に打ち寄せられ吹き上げられ陸にまき散らされると言っているひともいます。
3キロ沖に出された物質は、青森県の南側の岩手県、宮城県の三陸沖に流れていくだろうと水口憲哉という魚類学者が原稿に書いたところ、青森県の東奥日報では三陸沖に流れていくだろうとことは削除してくれと言われたそうです。メディアは 日本原燃からどれだけのお金をもらっているのでしょうかね。

六ケ所村の再処理工場が出来て、稼働し始めたとして、重大事故がおこった場合風向きによってですが東京にも万の単為で死亡者がでると言うことです。ところが六ケ所村村民は6人しか死者がでないとあります。人口密度の低いところを選んでいる理由がそこにあると書いています。

(つぎは谷地・湿地帯に生えるナラタケですが、これらも濃縮するかも)
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((次のは六ケ所村再処理工場(まだ稼働はしていない)のすぐ近くの沢目のナラタケですが、もし稼働したら正常運転でも空中に放出、海中に放出するのですから、こういうところのキノコ、山菜は出荷停止になるかもしれません。なったらそれ以後はずっと測定値は上がっていくだけになるでしょう。
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やませ風・偏東風が吹いているときに、再処理工場が重大事故がおきたら、青森県のホタテやあらゆる水産物やリンゴやあらゆる農産物なども駄目でしょう。下北にも青森市にも人は全く住めなくなりますでしょう。

この前の新聞にマグニチュード10という地震が起こりうると出ていました。それも結構な距離の海溝にそった断層が動くときらしいですが、エネルギー量が昨年の3.11のときの地震の35倍ですと。30から40分間揺れ続ける地震なんて考えても嫌ですね。揺れている間に超巨大津波が襲ってくるのですと---

こんなのが来たら、たかが人間が手を打つどんな安全対策も無意味です。

去年の3.11の地震・津波に壊れない対策を打てたところがどこかひとつでもあったのですか。その35倍のエネルギーがきたら、どんな安全対策も無意味でしょう。
それが運命だと、そこの生物があきらめて死んでも、むきだされた何万年も放射能をはき出す物質は、広範囲にわたり放射線被害を近寄る生物たちに被害を及ぼすわけです。


視察してみて、外部電源車が準備されているから安心だとニュースにする人たちと、それを見て安心だとみている視聴者は、安心を鵜呑みにしてはならんのだと思うのであります。


日本・東北のことも見ていて下さいね。

私はいろいろ疑問と憤りをもちつつ、野山で過ごしています。

我が家を Shimokita Field Science Nest  「下北自然学巣」 とは名付けてもらったのですがね。

たまに、ブログに来て下さい。

snowmelt ことO.A.

追記 林野庁のホームページに野生キノコの出荷制限の出ている13県(2012.11.30現在)が出ています。
先日の朝日新聞には10県で出荷制限と出ていたのに増えてます。来年度はもっと増えるでしょう。
「原発事故があった昨年は福島県だけだったが今年はずっと広範囲に及んでいる」「青森の昨年の最大値は60ベクレルで今年は120ベクレル」。

マツタケなど野外でしか採れないキノコは、セシウムの半減期が30年といいますから、60年経っても4分の一、90年経っても8分の一、120年経っても16分の一残っており、さらに濃縮は進むでしょうから200年か300年はだめでしょうかね。

これからは韓国産や中国産のほうが安全で、日本産は危険と見た方が良いのでしょうかね。
中国産のウーロン茶葉には残留農薬があって自主回収とかあったばかりですが、キノコに農薬はあり得ないでしょう。

朝日の記者は「なぜ1年も経って、野生キノコだけこのような影響が出てきたのか」と書いている。

もっと調べて書くのが記者だろうが。
水俣病も、海水で薄まるから、毒物は安全だといっておきながら、実際に生物濃縮がおこって重大被害者がでたことなど同じような原理が連続するはずだ。
1年経ったら薄まるとでも考えているとしか見えない。

by snowmelt | 2012-11-29 15:12 | 菌類 | Comments(3)
Commented by てっちゃん at 2012-11-29 23:42 x
本当に、仰るとおりだと思います、そういう僕は、さすがにキノコ採って食べていますが。。
何よりも、福島4号機内の、使用済み核燃料プールを何とかしないと、それほど大きな地震じゃなくても、もうすでに何度も大きな揺れで、ダメージを受けているのですか、かなり危険な状況なのに、何をやっているのか・・・
Commented by snowmelt at 2012-12-01 23:07
上のハタケシメジはキムチ漬けにして私は食べましたが、家人は食べません。まだ冷蔵庫に残っています。 お金がないと生きていけないように仕組まれていくのが、世の中の流れなのでしょうね。
Commented at 2012-12-03 12:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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