2011年 08月 04日
アサヒカメラ「シーナの写真日記」のウソ に対する抗議文をつくってみました。 アサヒカメラ誌の公式サイトにメールで質問した。 『シーナの写真日記 灯台のある島についてお伺いします。 1.椎名誠本人の作品でしょうか。 2.データは正しいでしょうか。 3.いつ頃撮ったものでしょうか。だいたいで良いです。 4.何処で撮ったものでしょうか。県名で良いです。 ご面倒でしょうがお答え下さい。お願いします。』 2011.08.01 2011.08.04になっても回答はない。無視しているのでしょうか。 それでは「灯台のある島」の地元の一市民として抗議したい。 三枚の写真の一枚目は確かにここにある。二枚目は当地一帯ではコンブ漁はしていない。50キロメートルぐらい離れたところではやっているが。何処で撮られたものかわからない。 当地ではないことは確かである。三枚目は今時こんな煙管を使っているとはどういう僻地だろうか。当漁港の人々に聞いてみたがこの人は知らないという。何処で撮られたものか知りたい。 何も知らない人が三枚の写真を見たとする。「灯台のある島の近辺ではたった一人が昆布干しをしている。寂れてるな。この平成23年の世に、いまだに煙管を使うような、時代から置き去りにされた漁村という印象だ」というところであろう。 日記では「無人駅を降り二十分ほど歩いてやっと着く。コンブ干しの漁師に宿を尋ねるがヨロズ雑貨店の二階が宿だったと教えられる。漁村は寂れているのがよくわかった。漁獲量が減少して、今までいた漁船はそっくり岬を回った隣の漁港に移ってしまった。ヨロズ雑貨店の宿はつぶれ、ここで泊まれる宿は一つもなくなった。いまだに煙管をつかう漁師に断って顔を撮らせてもらい、最終ディーゼルカーで次へと行く。車窓からは灯台の灯りりは見えなかった」 椎名誠よ、あなたは「灯台のある島」と当地を上記のように全て虚偽で書きしるしてしまった。 「灯台のある島」は市民や県民の多くの人はその形を知っており、観光関係では知らない人はないでしょう。当地では海中公園も設定し、正面に見晴らしのよい公園もつくり、近くを遊覧船も航行させて海浜観光のひとつの目玉として売り出し、営々努力しているところなのですよ。もちろん宿もある。アクセスもJRバスを降りて5分でその島が見える。 それを、なんという哀れなイメージに貶めているのかわからないのですか。分別がないのですか。 あの島を見ようかと興味を持った人でも、「無人駅で降りて歩いて二十分か、歩けないな。宿もないのか。これじゃ行くのは止めだ。」ということになるでしょうが。 こういう結末になれば、当観光の営業妨害にも当たるでしょう。私はアサヒカメラの一読者ですが、当地の観光課からクレームがついたとしたらどう弁明しますか。 虚偽の日記で当地の「灯台のある島」と当漁村のイメージをひどく傷つけていることを、抗議します。
by snowmelt
| 2011-08-04 23:10
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