北のフィールドノート

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2009年 06月 08日

アカゲホソオドリバエ Rhamphomyia (Eorhamphomyia) jesoensis Matsumura

今回のは求愛給餌しながら飛行するオドリバエの一種です。
とぶのがはやい方です。
アカゲホソオドリバエ Rhamphomyia (Eorhamphomyia) jesoensis Matsumura,1915
という種です。
先回は雌だけの写真を載せておいたものです。
まずは♀の写真から
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これらの♀の写真は、時期的にまだ卵が成熟していないと思います。
卵が成熟してくるとはらがもっとふくらみます。

次は♂の写真です。
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肢がかけています。
腹端がじゃんけんのぐーみたいに見えます。
胴部に黄茶いろっぽい毛が見えます。写真を撮ったときに黄茶色のけぶかい胴に写ったりします。

北海道にはたくさんいるのでしょう。

次の写真は、♂が求愛餌を抱えているところです。
これは獲物を狩ったすぐ後なのかどうかはわかりません。
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次の写真は♂が求愛餌を抱えてとんでいるところです。
これも、どのステージなのかはわかりません。
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さて、この アカゲホソオドリバエ Rhamphomyia (Eorhamphomyia) jesoensis Matsumura が求愛餌を♀に、どうわたす、あるいは、抱えさせるのかは私はわかりません。

一枚だけこれは求愛餌を、もしかすると渡しにかかっている行動なのかという写真をのせて見ます。
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こうやって渡した後になると思うのですが

次の写真は餌を抱えた♀をかかえた♂がはばたきとぶ姿なのです。
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この、アカゲホソオドリバエは道路や、ササの上などわりあいに平坦なところを飛ぶのがほとんどでした。
藪の中を飛ぶようなすがたは見られませんでした。
だから、割合にスピードが出ている感じです。
♀がはばたいているのか、ただ翅を広げているだけなのかについては、何ともいえません。
いえることは、ただ翅を広げている個体がありました。そのペアは一馬力の飛行であったのです。
すべてがそうとはいえないとは思います。
のろい飛翔ペアは一馬力かーなどと思っています。
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餌はたいていは縦になるように抱えていましたが、たまには横だきのものもありました。
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さて、このアカゲホソオドリバエは飛翔しながら、♀は餌を食べているのでしょうか。
別な種のオドリバエでは飛翔しながらではなく、とまってから♀が餌をとるのがいました。
写真を見てもどうもわかりません。
しかし、つながって飛翔していたペアが地面に落ちることがたびたびありました。
そして、また♂♀別々に飛んでいくのです。
そのときの餌はといえば
次の写真を見てください。
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 ♂が抱えているのです。
ということは、飛翔している間に食べなければ食いっぱぐれるということでしょう。

私は、狩った獲物は、何回か求愛給餌に使っているのではと考えています。理由はかなりオンボロにみえる餌を抱えたペアがいることがあるからです。
そして、ペアであったものの求愛餌を♂がまた抱えて飛んでいくことからです。餌に複数の刺し傷があるのではないかと推測しています。
動画はまだ編集していないのでまたの機会に。

by snowmelt | 2009-06-08 23:01 | オドリバエ | Comments(1)
Commented by しぐま at 2010-12-08 22:09 x
こんばんは。
昨日はちょっとバタバタしていて、訪問する暇がありませんでした。

お写真も動画も凄い腕をお持ちですねー! 堪能しました。
私は取りあえず、オドリバエをフィールドで見分ける所から勉強していかなければいけません。
きっと未だ「見れども見えず」の状態なのでしょう。


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