2009年 06月 07日
青森県北部のオドリバエの季節は終わるのか。 5月には、多くのオドリバエたちが出てきてくれた。 いろいろいるが数種についてこれから記録しておこう。 といってもずっと見てきたわけではなく、 俄に興味をひかれてのめり込んだので、全くのゼロからの観察だ。 まずは、 和名は ナガモンウルワシオドリバエ 学名は Rhamphomyia (Calorhamphomia) longistigma Frey これらはずっと♂ばかり(最後に♀がでます) オドリバエのことはすべて Dipterophilusさんに教えていただいたことなのですが、 学名そのままのナガモンとの和名にしたとのこと。 ペーパーバックスのラテン語辞典でみると、longeはlong,farで、stigmaはmark,brandとかいてあります。 なんでオドリバエというのかはとびかたが踊りをおどるようにとぶのがこれらの種の特徴だからとなっているが、種類によってとびかたも異なりますので一概にはいえません。 Rhamphomyia (Calorhamphomia) longistigma は♂が単独でとぶときは 次のスタイルでとびます。 それも数十センチの距離を水平方向に行ったり来たり、結構速くとんでいる感じです。 正面から見れば 横から見れば 一番長くのばしているのは最後の足、後肢です。 こういう姿でいったりきたり 顔は、斜めになって写っていることがたびたびでした。 横からの姿をもっと見てみましょう また正面 オドリバエは求愛給餌ということをするのが見られます。 雄がエサを狩ってそれを雌にあたえて、雌が餌を食べているまに交尾をするという行動がそれなのです。 つぎの写真にやっと♀が出てきます。上の方から雄、雌、餌ということになります。雌が抱えている餌はこの場合小さくて何なのかよく見えません。 雄の背中側からみた写真です。 この、Rhamphomyia (Calorhamphomia) longistigma Freyは結構いたのですが、 なんだかわからないうちに、時期が終わってしまいました。 次の回はまた別のオドリバエについて、記録しておきます。 今度のは、かなり動きのある、やつを載せます。
by snowmelt
| 2009-06-07 17:00
| オドリバエ
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