北のフィールドノート

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カテゴリ:オドリバエ( 17 )


2015年 06月 08日

スキバオオウルワシオドリバエ

三枝先生に教えて頂きました。
次の写真のはスキバオオウルワシオドリバエRhamphomiya(Calorhamphomyia) formidabilis だということです。
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次はメスですが脇の左右に飛び出た器官についてお聞きしたところ、三枝先生はフェロモンを出す器官ではないかと想定しているということです。
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by snowmelt | 2015-06-08 23:43 | オドリバエ | Comments(0)
2015年 05月 18日

オドリバエが出てきました。

クロセスジオドリバエと思われるものが、なんと沢山沢山ささやぶの中にいました。


自分より大きなオドリバエをどうやって襲ったのでしょう。襲うところをみてみたいですね。

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今日は求愛給餌中の動画を2つ




by snowmelt | 2015-05-18 22:17 | オドリバエ | Comments(0)
2014年 05月 22日

これはオドリバエだろうか

オドリバエの口はみんな突き刺すようにできているのだろうか。これはそのようではないが。
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右手だけを挙げているのかと思ったら、反対から見たら左手だけに見える。両手を挙げていました。この手を動かすのです。動画に撮っています。
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中肢でメスの翅を抱えています。
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これはちがう個体です。

動画をあげておきます。


この『オドリバエはアケボノシブキバエ属 Proclinopygaの1種です。この属はヒマラヤから極東、北米に隔離分布していて、日本には10種ほど生息しています。P.seticosta Saigusa、P.bisipinicauda Saigusa、P.pervaga Collinの3種が記録されています。画像の種はP.bispinicaudaに外観がにていますが、脚や交尾器の詳細を観察しないと同定はできません』と三枝豊平先生からコメントをいただきました。


これはアケボノシブキバエ属Proclinopygaの1種ということです。


追記
2014.05.27 同じ大川目でこれをねらった。
いくら、スウィーピングしても入らない。
あきらめかけた午後三時に、石の上10センチぐらいのところから降り立つそれらしいのをみた。

まずは写真を撮ってみたがピントがあわない。

確保しようとネットを近づけたが動かない。

今度は、逃がすかもしれないがと指でネットに追い込んだ。

うまく入った。とたんに、一匹だと思っていたのが2匹になってネットのなかを飛び回った。

あぶなく逃がすところだった。

交尾器の写真です。

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あとで、標本を送るつもりです。

by snowmelt | 2014-05-22 21:06 | オドリバエ | Comments(0)
2010年 08月 20日

オドリバエのなかま Empis属Planempis亜属イトウサケオオドリバエに近い未記載種2

昨年の場所にいってみたら、イタドリの花はまだ咲いていない。
よくさがしたら、ちがう花に♂、♀ともきていた。
肢に羽状剛毛がはえているのがメスです。
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でも♂は全然飛んでいない。
3日通っても見ることができない。

これらの配偶行動はどうなっているのだろう。

華奢なので、花の蜜が主食だろうか。

他のオドリバエのように狩りをするのだろうか。全くわかりません。
去年のはここにのせてあります。

新しい、ひとつの行動に出会いました。
♀の後肢の羽毛状の剛毛的なものの使い方です。

動画に撮りました。

すらっとした肢よりもこっちの方が効率的なのかどうか。まずは見てください。

身繕いです。
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(エサを渡されるとしたら羽状剛毛のほうが受けやすいとは思いますがそれはわかりません)

剛毛をブラシのように使っているでしょう。

by snowmelt | 2010-08-20 19:52 | オドリバエ | Comments(0)
2010年 08月 09日

オドリバエの結婚飛行 YouTube動画

アカゲホソオドリバエ Rhamphomyia (Eorhamphomyia) jesoensis が結婚飛行しています。
求愛給餌をするオドリバエで、♂がエサを狩りそれをえさに♀に求愛するというハエです。
エサが一番下、その上が♀、♀をだいて飛行しているのが♂となります。
以前の記事です。
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10倍のスローモーションにしてあります。

by snowmelt | 2010-08-09 23:00 | オドリバエ | Comments(2)
2009年 08月 26日

オドリバエのなかま Empis属Planempis亜属イトウサケオオドリバエに近い未記載種

「一寸のハエにも五分の大和魂」にアップして、教えてもらおうと用意したら、なんと今はアクセスできない。
「らくちんFLV(ファイル)メーカー」も「フリップ&クリップ」なんだかに突然、移行してしまい、
本ブログの動画は現在は見ることができない。
ひとつひとつ、リンクのし直しをしなければならないようで、
たいへんだ。


ともあれ、
久しぶりにオドリバエらしいオドリバエに出会った。
まずは♂。イタドリの花にきています。
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飛行の姿勢はなんともすごい。
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♂の交尾器です。
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次は♀。
例によってすね毛ふさふさの♀です。
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標本も送ったので、わかったら確かな名前を載せることにします。
あっ、ところでこれらのペアは見ていないので、万が一別種?ということもあるか、ないよね。

追記2009.09.05
「一寸のハエ・・」がまた動くようになりましたので、お聞きしたところ、早速、三枝豊平先生からコメントをいただきました。『Empis属Planempis亜属のE. (Planempis) itoiana Freyイトウサケオオドリバエに近い未記載種です。E. itoiana群には他にも少数の未記載種がありまして,いずれもこの写真に見られるような特徴的な尾角突起を生じています。
写真の種は北海道から本州北部に掛けて夏季に発生する種です。Planempisとしてはかなり小型である上に,腹部や脚が橙黄色で,メスの脚の羽状剛毛の生じ方に特徴があり,この仲間としては美麗で「可愛い」感じの種です。本種の配偶行動は私は全く観察していません。これまではただ単にスイーピングで採集しているだけです。機会があったら是非配偶行動を観察してみてください。』
ということですので

by snowmelt | 2009-08-26 15:13 | オドリバエ | Comments(0)
2009年 07月 10日

オドリバエ科の一種 Trichoclinocera dasyscutellum (Saigusa)

オドリバエ科の一種ですが、T.Saigusa先生に教えていただきましたのでアップします。
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2009-06-20 青森県下北半島で採集

オドリバエ科のClinocerinaeシブキバエ亜科

以下のコメントを戴きましたのでそのままのせておきます。

『Trichoclinoceraケミャクシブキバエ属の
Trichoclinocera dasyscutellum (Saigusa)です。
本種は最初Acanthoclinoceraという新属の元で記載しましたが、そのごTrichoclinocera属の範囲が広がり、この属に収められています。
本属の種(日本に数種います。他は北米と東亜から中央アジアでして、1種だけ周極分布の種が北欧にいます)は一般に渓流のしぶきのかかる石や岩の水際にいて、そのあたりの水生昆虫と幼虫を摂食しています。すばやい虫で、人影に気づくと水面に降りて滑走するように飛翔して別の岩に移りますので、採集は難しいものです。本種は他の種よりも細流を好みまして、森林内の緩やかな小渓流に生息しています。』

by snowmelt | 2009-07-10 20:53 | オドリバエ | Comments(0)
2009年 06月 23日

オドリバエのなかま 小型Hilara の群飛

沢の岸にわやわやと飛んでいるハエがいる。
これもオドリバエだ。体長2mmくらいのものです。
小型のHilaraというと教えてもらいました。
腹部の上面が銀青色というか灰色というか、銀色のちゃんちゃんこを着たようなのがほとんどだが、
これらはメスです。
そうでないのはオスだが、同一種だかどうかはわかりません。
(異種のオス、メスが群飛するのもあるのだろうから)
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by snowmelt | 2009-06-23 23:45 | オドリバエ | Comments(0)
2009年 06月 11日

クロアシセスジオドリバエ(仮称) Empis (Polyblepharis) sp.A

ここんところハエばっかりですが、
今日のオドリバエはちょっとまだ、理解するのに大変です。
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学名は未だついていない、が Empis (Polyblepharis) sp.A
ということで三枝先生が Empis(Polyblepharis) の一種で、仮にAとつけておく種という意味です。
そして仮の和名として クロアシセスジオドリバエ とつけておく種という意味です。

短縮して言うと、Frey博士が Empis(Euempis)compsogyneFreyの名で記載されたのは5匹についてでした。そのうちの♂一匹をEmpis(Euempis)compsogyneとするならば、
残り4匹は別種だったのでした。
それがEmpis (Polyblepharis) sp.Aと言うわけです。

Frey博士のEmpis(Euempis)compsogyneの和名はキアシセスジオドリバエといい

三枝先生のいっているEmpis (Polyblepharis) sp.Aの仮称和名をクロアシセスジオドリバエというということです。
まず、♀から見てみましょう。
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足の毛羽だった♀です。羽状剛毛といいます。青森県下北のものは羽状剛毛があります。

次に♂を見てみましょう。
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足のどこが黒いかといえば人で言えば靴やブーツをはくところがくろいと理解したらよいと思います。

このオドリバエも求愛給餌行動をします。
次の二枚は♂が求愛餌をかかえてとんでいるところです。
これは、まだ♀と出会う前の飛行だと思います。
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Dipterophilusさんに教えていただいたことですが
次からの一連の写真は、
♂が狩った獲物であるRhamphomia属の♀をかかえて休憩して、持ち替えている行動だろうという解釈です。

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この仲間のmoiwsana-compsogyneは求愛餌を抱えた♂と♀とが群飛して、大型の
求愛餌を飛翔しながら、落下しながら♀にわたすそうですが、

今回私は群飛も、渡すところも見ることができませんでした。来年の宿題です。
(これは、年に二回ぐらいでるでしょうかね。)


次の2枚の写真は空中での受け渡しがうまくいかなくて葉っぱの上に落下しても求愛餌の受け渡しを続行している姿だろうとのことです。

葉っぱに転がったこの写真は、上に大きな餌、その下が♀、その下が♂ということです。

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そして
交尾して飛ぶのです。移動するのです。
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そして、♂は万歳をしていたその手で枝や葉につかまります。
何かにつかまりぶら下がると、突然に♀は求愛餌に口をさして餌をむさぼるように食べ始めます。
とんでいるときの♀の口吻は餌には射し込まれてはいません。
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さて、この万歳はいつもこうなのかといえば、そうでもありませんがほとんど手をあげ万歳をしています。
そして、それはペアになったときだけでもありません。
♂が単独でとんでいるときも、万歳をしていることがみられました。おまけに、♀までも万歳しているコマもとれました。♀を先に載せます
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餌や枝につかまりやすいように前脚をあげていると推測されるとのことでした。

以上ですが、もちろんこれもDipterophilusさんに教えていただいたことですが、
その解釈や、とくに行動については私の独断での解釈がほとんどですので、その点をふまえて
よろしくお願いします。

by snowmelt | 2009-06-11 23:42 | オドリバエ | Comments(2)
2009年 06月 10日

スカシチビオドリバエ Euthyneura aerea Frey,1953

(スカシチビオドリバエ) Euthyneura aerea Frey,1953
和名はキアシハナムグリセダカバエともいう。
最初の和名にチビが入っているので最初のほうはかっこづきだったのか。
ムシやクモの名前に差別用語が使われていたとかで、変わってしまうことがよくある。
ムシに名前をつけたひとは別に差別したり、さげすんだりしているわけではないとは思うけどね。

それよりも、虫に対して「この子は・・」という言い方をする人が多いのには私は気分がよくはならない。
成虫に対してもだよ。
そりゃ、たたいて殺したりはするけど、対等に向き合いたいという気持ちですね。

花はとうの昔に終わったけれど、ムラサキヤシオ(ツツジ)です。
つぼみにも、きていた。
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by snowmelt | 2009-06-10 22:56 | オドリバエ | Comments(0)