2005年 08月 19日
キタカミではなくてキタガミだ。 筒巣の入口には柄がついていて、岩などに固着している。 ここに写っているのは蛹になっているか、羽化したあとの殻である。 キタガミトビケラ Limnocentropus insolitus 青森県の河川であるが、ここは高密度である。おまけに、強酸性である。わたしはドッテン驚いた。 山野草なら、写した場所をあかせば、根こそぎ盗られてしまう時代で、青森の自然は県内外の人間にねらわれている。そういう人間は横一列になってやってきます。(一度遭遇) 植物でも虫でも、なんでも売買の対象種はいつもねらわれている。 ニホンザリガニでさえ、ねらわれているという。気をつけよう! さらに、クマゲラの営巣を写そうとするカメラマンたちのために、親鳥はそのストレスからか、子殺しをした(BIRDER9,2005)というショッキングな記事がでていた。 この真偽はどうか知らないが、 カメラをつかうおうが、つかうまいが自然に対する人間のわがままさはまだまだ続いているのだと感じた。
by snowmelt
| 2005-08-19 00:31
| 酸性環境生物
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