北のフィールドノート

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2006年 10月 05日

アリヅカムシの一種

アリの巣の中に住み着いているのもいるというし、落ち葉の下にも結構いるという。
ところが、私にとって、こいつはアリヅカムシだと気付いたのは、今回が初めてだ。
古い落ち葉にくっついていた。
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2匹いたが、これは小さい方。形は「ひさご形」と書いてある。ひょうたん形だ。
アリヅカムシの一種_e0039759_23381264.jpg

1000ページ以上ある土壌動物の図解検索の本に、
アリヅカムシ亜科の説明文はたったの三行だ。イラストらしいのもたったひとつ。
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アリヅカムシの一種_e0039759_23405784.jpg

ネットでも少ししか載っていない。
アリヅカムシの一種_e0039759_2342778.jpg

ハネカクシに似ている。触角の形が♂♀鍵と鍵穴関係というのもいるらしい。
そういえば、ツチハンミョウの触角もそれに近い使い方をしていたな。
ビデオに撮っておけたらよかったのになと悔やんでいる。すごいと思ったよ。
アリヅカムシの一種_e0039759_23463021.jpg

しかし、このアリヅカムシの触角はそれほどでもないようだ。
2006.10.01青森県津軽半島蟹田町にて。

by snowmelt | 2006-10-05 23:48 | 土壌動物 | Comments(0)


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