北のフィールドノート

snowmelt.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2006年 02月 23日

シマフクロウ

シマフクロウのシマとは島であって縞のあるという意味ではない。島とは北海道や千島のことだったのだろうか。
アイヌ語でコタンコルカムイ・村を守護する神といつも云われるがこれも川漁を生計の中心にする地方での呼び名だと云っている。(コタン生物記.更科源蔵著)
(更科の表記ではコタンコルのルの文字は小さなルになっている。)
(知里真志保の辞典ではルは特に小さくは表記していない。)
アイヌ人であった知里の辞典には、山渓の「日本の野鳥」のようなコタンクルカムイという表記はない。
魚食のシマフクロウはコタンの近くに来て大声で魔物を怒鳴りつけるばかりでなく、サケの一部を食べ、人間のために残しておいてくれることなどから村を守護する神と云われたのだろうとある。
e0039759_23543622.jpg

海での漁で生計を立てているところではシマフクロウの鳴き声だけから、「フムフム」と呼ぶそうだ。
知里の辞典にはカむイチカプ(プは小さい文字)というのがホロベツ地方の呼び方ということで
ある。
これは神・鳥 ’神である鳥’だそうである。
この二つの写真は1972年の根室でのものだ。この子孫は現在いるのだろうか。
e0039759_0113917.jpg


by snowmelt | 2006-02-23 00:07 | 鳥類 | Comments(0)


<< リスの足跡      カラマツに雪 >>