北のフィールドノート

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2017年 07月 25日

八甲田と岩木山

八甲田山
はっこうださんは日本語か
ヤコウダというのもあるんだ。

東北六県アイヌ語地名辞典 西鶴定嘉
『津軽年代記』コウダ高太の岳、南谿東遊記には『コウダ甲田といへる高山あり』
津軽統一志に『コウダン糠壇の岳』とあり、西鶴は コウダンはkom-ta-un コムは瘤山がそこにある
高山が九座もあるのになぜ『八』かは数字のハチ八ではなくヤチyachiの音に八をあてたのであるとある。
『通釈すれば「ヤチャ コム(瘤山)がそこにある」という意味である』とややわからん。
ヤチ=湿地(いま谷地温泉あり)と瘤山がそこにあるというくらいだろうか
数字にとらわれてはいけない。
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つぎは金田一京助とか、が言っている、岩木山はアイヌ語で カムイ・エワキ kamui-ewak-i  神・住む・所   あるいは山田秀三は、セタワキ はseta-ewak-i で犬・住む・所なのでkamui-ewak-iは   熊・住む・所 あるいは神・住む・所 と訳せる。

昨年岩木山の下の方の巌鬼山神社のそばであたらしい熊の爪痕をみたんですが、今の世でも岩木山の麓に熊がいるのにびっくりだが、だけきみ(岩木山麓の獄地区でとれるうまいトウモロコシ)は熊にやられるということは通常のことと聞いたので、ヒグマでなくともツキノワもkimun-kamuiと呼んだのかなとも考えると、『神』より『熊』のほうがあたっているのかどうか。

陸奥湾から見た 岩木山
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自衛隊の掃海訓練
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by snowmelt | 2017-07-25 23:13 | アイヌ語地名 | Comments(0)


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