北のフィールドノート

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2017年 01月 24日

ゼニゴケ・銭苔はなぜそういうか

ゼニゴケは銭苔で、名前の由来には気がつかなかった。

なんと銭のかたちだという。どこが???

無性芽の形がそれだという。

本には無性芽が小判形なのでとある。

でも、納得いかず。大判形ではない。小判だというがあたしは納得しない。

しかも、江戸時代なら銭ゼニは金・銀でつくられたものに対し銅・鉄でつくられた貨幣。

形も丸が多く中に穴が空いているものが多いという。

さて、ゼニゴケの無性芽はどこか。
無性芽は、王冠状の無性芽器というなかでつくられる。
次のカップ状のもの
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このなかの無性芽をみてみましょう
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わたしには小判の形にはみえんのですが。
丸い銭にみたてたのではないでしょうか。穴はないけど。
以上、2017.01.24 むつ市(植木鉢のなかから)
次からは山の中でのもの
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胞子をつけた雌器・胞子は黄色
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雄器は浅い皿形
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2010.08.25 東通村

by snowmelt | 2017-01-24 14:42 | コケ類 | Comments(0)


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