2016年 07月 13日
これをいすかのはしと読む。イスカの嘴の食い違いとくわしくもいう。 交喙の嘴とも書く。 こんなくちばし。 なぜこんな嘴がいいのだろう。たいていのひとはは冬のイスカを見ているので松ぼっくりから種子を取り出すのをみて都合がよいと考えるのだろう。 まだ、熟していないあおいカラマツの球果の食べ方をみてやっと納得した。 くいちがっていれば交叉するときに左右に幅ができる。ということは嘴を交叉しようとするときに鱗片をひらくことができ、その時に種子となっているかどうかはわからないが中身をほじって食べるのだ。 だがそれだけではなかった。ハサミは右の刃と左の刃がすれ違うのでものが切れる。 刃先と刃先が接しただけでは切り取れない。 イスカのやつはカラマツぼっくりを元から交叉した嘴先と中間ですれ違わせて切り取っているのだった。 剪定ばさみのようだ。右足であおい球果が落ちないように掴んでいるのが撮っている。 なんと凄いやつ達だ。いくらか食べ終わった球果を音をたてて落としている。 夏の唐松林でドス、ドスとなにかものが落ちてきているその上の枝にはイスカ達が群れて食っているのがみえるだろう。
by snowmelt
| 2016-07-13 19:34
| 鳥類
|
Comments(0)
|
アバウト
山、沼,湿地などの自然と生物を写真と動画で記録しています。YouTube@Usori2 もご覧下さい。下北自然学巣 Shimokita Field Science Nest by snowmelt 検索
カテゴリ
全体 各カテゴリ内容一覧 シコウノトモコで考えること 考えることそれぞれ むつ市 ちほう新聞 風景 動物 鳥類 オオセッカ ベニマシコ マヒワ ミソサザイ 昆虫 オドリバエ トワダカワゲラ プラナリア 虫こぶ 酸性環境生物 陸産淡水産貝類 ヒダリマキモノアラガイ ミズコハクガイ カイエビなどの淡水生物 キタホウネンエビ カエル・サンショウウオなど 土壌動物 淡水魚類 恐山宇曽利湖のウグイ 海のいきもの 菌類 変形菌類 植物 フキノトウ コケ類 地衣類 シダ類 藻類 アイヌ語地名 自然現象 プロフィール マメシジミ類 海産貝類 プラナリア サハリン 芦崎アシザキ は虫類 ちほう新聞 風力発電はいいか悪いか 青森県行政 未分類 フォロー中のブログ
えびの抜け殻 レッツ ビデスコ! 蝶・チョウ・ゆっくり歩き... 鳥蝶ビデスコ 鳥・撮り・トリミング フォトパラダイス じいちゃん先生のトナカイだより 石神井公園の蟲日記 芦生原生林の博物誌 こんなものを見た kobosssblog 北海道の野鳥探索/mar... 北の貝の標本箱 こんなものを見た2 外部リンク
リンクブログ
最新のコメント
以前の記事
最新のトラックバック
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||