北のフィールドノート

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2013年 12月 22日

大八木進化論 解説6

アズマモグラとコウベモグラの進化を説明する  Shmokata Field Science Nest OOYAGI AKIRA


大八木進化論 解説5では青森県のヒダリマキマイマイからアオモリマイマイが分岐したことを説明した。
これは、大八木が直接現地を観察採集したものによる。

アズマモグラは青森県で拾ったことが3個体あるだけでコウベモグラなど見たことはない。
他人様の調べたことをこれがこう進化したとなどいうのもおかしいが、他人の資料を使わせてもらって進化を考察したい。だから、マイマイについては既知の右巻き遺伝子Dと左巻きの遺伝子dがあると云うことで考察できたが、これからいうことは本当はどういう遺伝子かは想像したものである。

アズマモグラは本州の東半分に分布し、コウベモグラは本州の西半分四国九州などに分布する。(日本の哺乳 改訂版 2005年 東海大学出版会 p023.p024)

日本産モグラ科の染色体による分類土屋公幸 (ほ乳類科学 28(1):49-61,1988 web上PDFでは
アズマモグラの染色体数は2n=36で
コウベモグラの染色体数も2n=36である

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日本の哺乳 改訂版 2005年 東海大学出版会 p024には『染色体構成に生殖隔離をもたらすほどの分化がみられることから、ここでは独立種とした』とあります。

さてもう一つ分かれば考えやすいのですが、どちらからどちらが分岐したかはmtDNAでわかってはいるのでしょうが、私にはその資料がありませんので、大陸に近い方からくるのではと考えてこれからは、私の偏見で説明します。

染色体数が同じであるが、『染色体構成に生殖隔離をもたらすほどの分化がみられる』ということを次のように考えるのです。

両種どちらも長さ大きさ比べて似たものだと判断します。そこでどれか1対の染色体にある遺伝子群でしょうが此処では機能的なことを言葉を私が考え出すのです。
 
対立遺伝子 RF と LF を考えます。RF と  LF に優劣はありません。

モグラは寒さに強いのと暑さに強いのが脂肪層の厚さに比例します。

LF は 左半身の脂肪層を作るの遺伝子とします。
対立遺伝子 RF は右半身の脂肪層を作る遺伝子とします。

LF と RF をもてば脂肪層が全身を覆い寒さに強くなります。

LF と LF をもてば左半身の脂肪層が2倍になります。が右半身の脂肪層がありません。右半身が涼しいのでやや暑さに強くなります。

RF と RF をもとば右半身の脂肪層が2倍になります。が左半身の脂肪層がありません。左半身が涼しいのでやや暑さに強くなります。


短い言葉で言えば、 LF・RF 寒強 、 LF・LF 暑強 、 RF・RF 暑強 となります。

アズマモグラ は LF・RF の遺伝子構成です。

コウベモグラ は LF・LF  RF・RF の 遺伝子構成です。

本州の能登半島佐渡 あたりのところ、(その時は大陸とつづいていたと考えます)に入り込んだLFとRFをそれぞれにもつコウベモグラモグラは能登半島あたりから東へLF・RFをもつものはアズマモグラへと分岐し分布を北へもひろげ、西へはコウベモグラが分布をひろめたと私は考えます。

分布が分かれる部分はは中央構造線の地面の構造によるものではないかと想像します。

これが、私の考える遺伝子による種分化です。進化です。

こどもを増やす様式の差異と云うのは、寒さに強い胚か、暑さに強い胚か で どちらかに弱い未熟胚は増えないという事です。そこに劣勢の致死遺伝子座もあると考えてもいいかもしれません。

これで、コウベモグラからアズマモグラが分岐したことを想像したお話を終わります。


大八木 昭の進化論とは次のものです。

 『進化とは個体増殖様式の差異がすすめる現象である』 
The evolution is the phenomenon that the difference of the individual increase style pushes forward   ・・・・・・・    大八木の進化論

                                            2013.12.19 青森県むつ市
補足.
・徐々に生殖隔離をおこすものは同所的種分岐をしうる。
・突然に生殖隔離をおこすものは発生の地点は同所的であるが、その地点は消失している。分布は重ならない。
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by snowmelt | 2013-12-22 20:23 | 動物 | Comments(0)


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