北のフィールドノート

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2013年 10月 26日

海辺の山ブドウ

山ブドウが、海岸そばにありました。

なかなか、粒が大きい、こんなヤマブドウの大粒があったのですね。
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一粒食べてみました。

これは、なかなかうまい。 ヤマブドウは今まで酸っぱさが甘みより強く感じていましたが

いやいや、これでアウスレーゼワインができないのかなと思うくらいの甘いヤマブドウです。

ここは、獣のエサにもならんとこだろうし、どれと手の届くとこで採ってしまいました。

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甘いよ

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自然の恵み、略奪 いただき。

ヤマブドウの実はアイヌ語でハッというとコタン生物記・更科源蔵に書いてある。

『未熟の果汁に海水を混ぜ山椒の葉を入れたものを、マスの刺身を食べるときの調味料にしたり、またテンナンショウを食べて中毒したときの解毒にもつかった』とあるが、本当に解毒剤になるのだろうか、

上北郡横浜町では、昔フグにあたったら、首まで馬糞肥料のなかに埋めるといいと言い伝えられているよと聞かされたが、どちらも効き目があるのか不思議だ。眉唾なのか。

そうそう吹雪などで凍傷・凍死しそうな人は急に暖めるとだめで、それこそ馬糞肥料で発酵熱程の中に入れるというのも聞いたことがある。フグ毒の解毒はどういう訳だろうか。

by snowmelt | 2013-10-26 21:42 | 植物 | Comments(0)


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