北のフィールドノート

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2013年 09月 30日

これはなんだろう? クワヤマハネナガウンカ Zoraida kuwayamaeでしょう

体長は3-4mmくらいか。
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腹をみれば
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尖った口吻があるのでカメムシ目だ。

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これでピョンととぶ。
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さっそく市田さんから返事をいただきました。

「脚の黒色環の位置などからワヤマハネナガウンカの終齢幼虫(5齢?)と考えられます」

日本半翅類学会連絡誌 Rostria ,No.46,1997 ハネナガウンカ科3属の幼虫 市田忠夫 としてあげられているクワヤマハネナガウンカZoraida kuwayamae (MATSUMURA)の終齢幼虫(5齢?)と考えられると教えていただいた。

(5齢?)と?がついているのは、「ハネナガウンカ類の齢数は、他の同翅類と同じように5齢だと思われるが、正確な観察例がないので、」疑問符付きにしているとある。


「ハネナガウンカは、幼虫が食菌性ではないかと考えられているようだ」

「シリアカハネナガウンカの幼虫はウメの朽ち木などのキノコで育つ、というのが唯一」の知見だった。

この報告(Rostria ,No.46,1997 ハネナガウンカ科3属の幼虫)は「コウヤクタケに似た形のきのこでクワヤマハネナガウンカ、ウスマエグロハネナガウンカ、アヤヘリハネナガウンカの3種を羽化させた」というものである。


私のこの写真の幼虫は、

土壌を採る際に、杉林縁で表面にわずかあるにある落葉がすこし混じってしまったという環境でのサンプルのなかに入っていたので、キノコとの関連はわかりませんでした。


このかおは昔見た顔ににている。

2009.9.21に見た顔に似ている。
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どうでしょ。1.7mmぐらい。幼虫ですが、上のような姿になりそうでないかい。
これについては
「ハネナガウンカでこれほど小さい種はありませんので、シマウンカ科ではと思い
ますが、青森県には2種いて、どちらかかはわかりません
(科も違うかも知れません)。」と返事をいただいた。

by snowmelt | 2013-09-30 23:26 | 昆虫 | Comments(0)


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