北のフィールドノート

snowmelt.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2005年 12月 01日

ヤマセミ 下北半島にて

何十年も前だが、北海道で家の近くに金偏に當たると書いてトウ、そして別れると書いてトウベツと読む川、トウベツ川が流れていた。川をまたぐ電線によくヤマセミが飛んできては留まっていた。魚を狙っていたのか、飛び込んで獲っているところは見ることはなかった。
近くに2,30メートルの土崖があり、上から7,80センチのところにヤマセミが巣穴を掘っているのを見つけた。それは順調で雛が育ちはじめたようだった。崖の上は草地でいくらか木が生えている。その川に向かってはりだした枝に留まり、獲ってきた魚の頭を嘴の先の方にくわえなおして雛へ与えるため巣穴に飛びこんでいく。後ずさりしてそのまま落下し、翼をひるがえし、近くの流れに飛び込む。体についた泥を落とすためだろう。ヤマセミの子供は巣立ち、家族で電線に留まっていた。今も居るだろうか。居ないだろうな。
下北では、川に面して2,30メートルの土の崖があるところ、巣穴の最適地は見あたらない。
でもヤマセミは居るから、低い崖に巣を作っているのだろう。カワセミはこの頃は護岸コンクリートに穴をあけた人工「カワセミブロック」に巣を作る。自然状態で巣穴を掘ることはだんだん難しくなってきている。
e0039759_22313737.jpg

2005.11.26 むつ市にて

by snowmelt | 2005-12-01 00:33 | 鳥類 | Comments(0)


<< ヤマドリ      カニムシがトビムシを獲る >>