北のフィールドノート

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2011年 04月 20日

ビリンゴ ハゼのなかま YouTube動画

佐藤光雄先生の「青森県動物誌」昭和42年2版 東奥日報社発行、
(本当は5人の先生方が東奥日報に書いているものをまとめたもので、カバーと表紙には佐藤光雄著となっていますが表紙をひらくと五人の先生方の名前が印刷されています。佐藤光雄先生は魚類を担当ということになっています。)

の15ページには「新しいリンゴですか」「リンゴの一種ですか」という文が出てくる。

漢字で「微倫吾(日本産魚類図説)」とあるというが由来はわからないそうだ。

この「青森県動物誌」にかかれている「ビリンゴ」は純淡水産で内陸「弘前ため池で石の下のくぼみに産卵されていた」ので「長崎大の道津さんの観察でのそれは、汽水域の捨て去ったアナジャコの穴を産卵室としていた」のとは「違っていた」というように記述しています。

その後、ビリンゴとジュズカケハゼの形態のちがいが検索できるようになりました。眼のところに二対の感覚管のあながあればビリンゴでジュズカケハゼには穴がないということになりました。

弘前ため池の「ビリンゴ」がビリンゴだったのかジュズカケハゼだったのか、今、私にはわかりません。

この動画の魚は、津軽海峡に流れるD川の下流域です。

アナジャコなどの泥穴に産卵するとありますが、

産卵のための穴はどこにあるのか、よくわかりません。

頭部感覚管の穴は眼の横ははっきりしていますが眼の後方のはかなり小さいものです。

それでも2対穴が開いて­いるので、ジュズカケハゼではなく、ビリンゴと判断しました。

おなかの大きいのは雌だと思われます。

川底に単独でいるときは第一背びれは閉じていることがほとんどですが、
最後のシーンで二匹が離れるときに、手­前の一匹の第一背びれをたたむ行動が見られました。

最後のシーンだけスローにしてあります。


by snowmelt | 2011-04-20 10:54 | 淡水魚類 | Comments(0)


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