北のフィールドノート

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2011年 04月 16日

エゾホトケ えぞほとけどじょう 動画

エゾホトケです。

雄の黒色縦条は明瞭です。

雌は尾の付け根の黒色斑ははっきりしていますがそれ以外の縦条は不鮮明です。

ドジョウのようなくねくねした動きはできません。

いわゆる北海道石狩低地帯より北東部に分布する北海道特産種でそれ以外のところのものは人為移入

だといわれていますが、

これには私は疑問を持っています。

本州では明治以来、軍港基地として立ち入りが禁止されていたところや、水系の全く異なる場所に

10地点以上も分布していたのですから。

この解明をやっとやる気になってきました。


いま2011年現在、国立環境研究所のホームページにも「本州のエゾホトケは移入」などと決めつけ

ている(これには本州のどこのエゾホトケかは明らかにしていない)。

環境省レッドデータの委員も「本州のエゾホトケは移入らしい」と書いているが、弘前藤崎で見つか

ったエゾホトケのことをいっているのか、

日本生物地理学会の文献を見たのであれば、そこ以外の東通村のものをも含めて移入らしいと言って

いることになるし、


「北海道石狩低地帯より北東部に分布する北海道特産種でそれ以外のところのものは人為移入

だ」と言っているひとたちは、エゾホトケ、フクドジョウ、ヤチウグイの三種は北方系の淡水魚であ

って、北から分布を広げてきて石狩低地帯でとまっている。いや石狩低地帯より北東部にしかいない

から北方系の淡水魚の分布拡大は石狩低地帯でとまったと言っているのですが、エゾホトケが本州に

まで自然分布しているとすれば、この説は怪しくなってしまうことになります。


本州にいる淡水貝類のミズシタダミやエゾミズゴマツボやエゾマメタニシや、甲殻類のザリガニ(に

ほんざりがに)や飛べない昆虫エゾマイマイカブリや、

それと淡水魚エゾホトケのこれら全部か一部が自然分布だとしたとき、どこからやってきたのか、

どうも単純に北からやってきたといえるのか私にはわかりません。

津軽海峡ができてからは海峡が陸化した証拠はないそうです。

日本海は淡水だったという証拠はないそうです。

さてさて困ったといって考えることがおもしろいのです。


追記・「エゾホトケの青森県下北半島における分布と北海道産との形態比較」というページと報文を書きました。
移入関係はないという報文です。

by snowmelt | 2011-04-16 16:15 | 淡水魚類 | Comments(0)


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