北のフィールドノート

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2010年 11月 23日

キタガミトビケラ 酸性河川水中動画

水生昆虫のトビケラはいろんな巣をつくるのでその行動には興味があります。

キタガミトビラの幼虫は支持柄のついた筒巣をつくり腕をひろげて流下してくるエサをま­ちます。

ちかくにある巣がじゃまなときは切り離しの戦いがあるように見えます。

201­0年11月22日の撮影ですが、来年5月には筒巣の入り口をふさいで蛹になっています­。

いつの時期に蛹になるのかは調べていません。


この川はpH3.6という強酸性河川です。

魚類などは住めない強酸ですが、昆虫はわりあい平気なのか不思議です。

ただし、カゲロウ類は一切いません。

体表が弱点ではないかと思われる、プラナリア(イズミオオウズムシ)が平気なのにはびっくりしました。

by snowmelt | 2010-11-23 10:23 | 酸性環境生物 | Comments(0)


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