北のフィールドノート

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2009年 10月 11日

ユキムシ

北海道の電波しか入らないところを走っていたら、
美幌峠はシャーベット状態で通行止めなどと言っていた。
うわぁ、もう雪か

林道に入ったら、ユキムシが飛んでいる。
傾きかけた光の中を結構飛んでる。
葉っぱに降りているのを探して、写真を撮ってみた。
飛んでるのを手のひらにうけて撮ってみた。
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これが飛ぶと、雪が降るといわれている。
帰ってみたら岩木山に初雪が降ったとのニュースがあった。平年より10日も早いと。

アイヌ語でウパシ・キキリそのまま雪虫だ。
でも、それで終わらないのがアイヌの自然観。
シシャモ・キキリとかシベキとかナヌウェン・キキリとかいうとある。
いずれも、この虫がたくさん飛ぶと、シシャモや、サケや、カジカが豊漁だといわれる。
それぞれ、シシャモ虫、サケ虫、顔がみにくい(カジカの)虫との意味だそうだ。

by snowmelt | 2009-10-11 22:02 | 昆虫 | Comments(0)


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