2009年 09月 11日
今日(2009.09.11)は、中高年登山よろしく、 青森県下北郡大尽山(おおつくしやま)827.7メートルに登った。 誰かさんが「日本百名山」のひとつに勝手に選んだ。 わたしは、昔はワンダーフォーゲル部で、ちょこっと山歩きみたいなことはしたが、 今は、山へはいつも行っているが、登山はまったくしていない。 いやーたいへんだった。自分の衰えにびっくりした。 最後のところと、ササ藪のずっと手前から、へばりっぱなし。 田部井さんの「ゆっくり」登るのがいちばんとの言葉を繰り返しつつ、やっと頂上についたという感じ。 帰りは下り始めてまもなく、 膝の上の痛いこと、この上なし。こんな経験はない。 無事に帰宅できたし、痛くはないが、あと2日ぐらい経てば、どっと筋肉痛がきそうでこわい。 ま、目的は登山ではなくて、アイヌ語地名を考えるためではありました。 「なぜ、恐山というのかを地形を見て、その場で考えるためでした。」 世の中、机上の空論なんかに惑わされている人たちがほとんどだからね。 わたしのHPにアイヌ語「地名考」があるのでそこに書いてあります。 先日、樺太アイヌ語の第一人者の村崎恭子先生に、わたしの「恐山と宇曽利湖」の考えをお話したら、「そうよね、きっとそうよ、オソルコツでいいのよ」と賛同されたので、これから詰めをしっかりやりたいのです。 おそれやまはオソルコツからきているのだと。 大尽山のてっぺんで周りの森をながめ、目の前にある水たまりをみたら、 アイヌの人は、あれは「オソルコツ」だといい、誰の「オソレコツ」で、どんなことをしてそれがができたかの物語を語ってくれたでしょう。 大空の下、大尽のてっぺんで、あの水たまりをみて、恐ろしいなどと考えたりは、日本人だってしないでしょう。 北のフィールドノート の カテゴリの「アイヌ語地名」をみていただければ大づくし山の つくしの意味がわかります。小づくし山のつくしの意味もわかります。
by snowmelt
| 2009-09-11 23:41
| アイヌ語地名
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